【第8弾】インフェルノX 重量サーチ検証|SR・AR・RRの境界と“当たり帯”の再現性を読み解く

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ポケモンカード拡張パック「インフェルノX」を対象に、パック重量と封入レアリティの関係を検証しました。
重量サーチは確実性を保証する手法ではありませんが、実測データを積み上げることで、一定の傾向や再現性が見えてくるのも事実です。

今回の検証は1BOX(30パック)を計測対象とし、R・RR・AR・SRの出現重量帯を整理しています。
インフェルノXは全体の重量レンジが比較的タイトで、0.01g単位の差が判断に影響しやすい弾という印象です。
そのため「どの帯域に厚みがあるのか」「境界がどこに存在するのか」を意識しながら読み解いていきます。

なお、本記事はあくまで検証データに基づく考察であり、特定のレアリティ出現を保証するものではありません。
参考情報として活用していただければと思います。

【今回の計測条件】

・0.01g単位で計測可能なデジタルスケールを使用
・未開封パックを個別に計測
・一般的な室内環境(温湿度の厳密管理なし)
・同一BOX内での相対比較を前提

パック重量には、包装フィルムの個体差、印刷インク量、カード加工の差など、複数の要因が影響します。
数値は「絶対値」ではなく、「同一BOX内での相対的な重さ」として見るのが現実的です。

計測結果画像の見方

ここから先は、今回計測した30パック分の「重量」と「封入レアリティ」を1枚の画像にまとめたデータをベースに考察します。
画像には、各パックの重量(g)と、SR・AR・RR・Rの出現位置が一覧で整理されています。

見るべきポイントは主に2つです。

1つ目は「全体の重量レンジがどれくらいか」。
インフェルノXは極端に軽い/重いパックが少なく、レンジが比較的タイトです。
そのため0.01〜0.02gの差が境界判定に影響しやすく、数値は“BOX内での相対順位”として読む必要があります。

2つ目は「高レアが寄る帯域に厚みがあるか」。
SR・AR・RRがどの重量帯に集中し、逆にRがどこに固まるかを見ることで、狙い目(期待値の高いゾーン)が見えてきます。

計測結果から読み取れる要点

今回の画像(30パック分)から先に整理できる構造は以下の通りです。

・最重量クラスの帯域にSRが寄る
・8.64g以上にRRが厚く、当たり寄りゾーンとして機能している
・8.58g〜8.63gはARが混ざる中間の混在ゾーン
・8.56g前後はR寄りで、下限帯として切りやすい

ここからは、SR → AR → RR → R の順で、実際の数値と対応させながら「なぜそう判断できるのか」「境界がどこに存在するのか」を掘り下げていきます。

SR(スーパーレア)の重量帯傾向

今回SRが出現した重量帯はいずれもBOX内で最重量クラスに位置していました。
最大重量のパックがSRだった点は、過去弾の傾向とも整合しています。

RR帯との完全な切り分けは難しいものの、「BOX内で最も重いグループはSR期待値が上がる」という構造は引き続き成立していると考えられます。
インフェルノXは全体レンジが狭いため、0.01〜0.02gの差でも相対順位が大きく変わります。
単純に数値だけを見るのではなく、BOX内での順位(何番目に重いか)を意識したほうが判断精度は上がります。

現時点ではMURの実測データは確認できていません。
加工重量がさらに大きくなる可能性はありますが、あくまで仮説段階として扱うのが妥当です。

AR(アートレア)の重量帯傾向

ARは中重量帯に安定して分布しており、今回の検証でもその傾向が再確認できました。
過去シリーズと比較しても、ARは極端に軽いゾーンや最重量ゾーンには入りづらく、BOX中央付近に集まりやすい構造です。

一方で、RR帯との境界は近く、8.60g台前半は混在ゾーンになります。
重量だけでARを狙い撃つことは難しく、「中間帯にはARが混ざる可能性が高い」という認識で運用するのが現実的です。

AR狙いの場合、軽量帯を切ったうえで中間帯を厚めに拾う、という消去法的な判断が安定しやすい印象です。

RR(ダブルレア)の重量帯傾向

今回のRRは8.64g以上のゾーンに複数集中しており、比較的はっきりとした偏りが見られました。
特に8.65g〜8.67g付近はRRが密集しており、BOX内の“当たり寄りゾーン”として機能している印象です。

メガシンカexの加工影響により、従来よりRRの重量がわずかに底上げされている可能性も考えられます。
この影響により、ARとの境界が詰まり、重量だけでは判別しづらい帯域が発生しています。

実戦では8.64g前後を一つの判断ラインとし、そこを超えるかどうかで期待値を切り替えるのが現実的です。

R(レア)の重量帯傾向

Rは8.56g前後から8.61g付近に分布しており、今回のデータでは軽量寄りに集まる傾向が確認できました。
特に8.56g付近はR比率が高く、BOX内の下限帯と見てよさそうです。

ただし8.60g前後ではAR・RRと重なるケースもあり、完全な切り分けはできません。
軽量帯は「大きな期待は持ちづらいゾーン」と割り切って扱うのが現実的です。

重量帯の重なりと判断の考え方

今回の検証でも、各レアリティの重量帯は完全には分離しておらず、グラデーション的に重なっています。
そのため「この重量なら必ずこのレアリティが出る」という考え方は成立しません。

重要なのは、
・どの帯域に厚みがあるか
・BOX内での相対順位はどうか
・境界帯がどこに存在するか

といった複数要素を組み合わせて判断することです。
重量はあくまで“判断材料の一つ”として扱い、過信しない運用が安定します。

重量帯の目安(暫定)

今回のデータから整理できる目安は以下の通りです。

・BOX内の最重量クラス → SR期待値が上昇
・8.64g以上 → RR期待ゾーン
・8.58g〜8.63g → AR混在ゾーン
・8.56g前後 → R寄り

あくまで単一BOX・30パックの結果ではありますが、過去検証との整合性も取れており、一定の再現性は確認できています。

まとめ

インフェルノXは重量レンジが比較的タイトで、微差の積み重ねが判断精度に直結する弾だと感じました。
その分、スケール精度や計測ブレの影響も受けやすく、慎重な運用が求められます。

重量だけに依存せず、
・BOX内での相対順位
・境界帯の厚み
・過去弾との傾向比較

これらを組み合わせて判断することで、より安定した読みが可能になります。

今後もサンプル数を積み上げながら、重量傾向を継続的にアップデートしていく予定です。

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