
ポケカの重量サーチ検証シリーズもいよいよ第4弾に突入しました。
今回は最新弾「ホワイトフレア」の7枚入りパック20パックを使って、重量と封入カードの関係を詳しく調べました。
前回のブラックボルトと比較しながら、封入傾向や重量分布の違いを掘り下げていきます。
検証データの概要と測定方法
今回の検証対象は、「ホワイトフレア」7枚入りパック20パックです。
開封前のパックを0.01g単位の精密スケールで計測し、封入カードのレアリティやミラー仕様も詳細に記録しました。
特にモンボ(モンスターボールミラー)やマスボ(マスターボールミラー)の封入パックの重量分布に注目しています。
重量分布とレアリティの詳細分析
測定したパックの重量は11.74gから11.86gまで幅広く分布しました。
重量帯ごとに見ていくと、特に注目すべきポイントがいくつかありました。
✅ マスボ(MSB)は1パックのみで11.82gで出現
→ プレミアム仕様ですが、重量帯は中〜やや重めに位置し、他の高レアと同じゾーンに入ることが分かりました
✅ RR(ダブルレア)は11.75g〜11.83gに分布
→ 11.75g(2番目に軽量)〜11.83gまで幅広く出現。軽量帯から重めゾーンまでRRが散在していました
✅ SRは11.78gで1件出現
→ 中量帯のもっとも頻出ゾーン(11.77g〜11.79g)の中心値にあり、SR単体で重量判別するのはほぼ不可能であることが示唆されます
✅ AR(アートレア)は11.77〜11.82gに分布
→ RRほどの明確な重量差はなく、RやSRと重なりやすい特徴があります
特にマスボは今回1件のみの出現でしたが、その重量は11.82g付近で、中重量帯に位置しています。
一方、SR・モンボの1件は11.78gで中間あたりの重量でした。
ブラックボルトとの比較で見えてきたこと
ブラックボルトの検証結果(11.71g〜11.83g)と比べると、ホワイトフレアは全体の重量分布がやや広いのが特徴でした。
また、軽量と重いパックの差がはっきりしていることから、封入カードの構成やミラー加工の違いによる影響がより顕著に出ている可能性があります。
モンボミラーはブラックボルト同様に多数封入されていますが、その重量帯の広さは増しており、封入カードの判別難度が上がっている印象です。
重量サーチの有効性と課題
重量とレアリティの関係には一定の相関があったものの、
同じ重量帯に複数のレアリティが混在しているケースも多く、重量だけで完全に判別するのは難しいです。
特にモンボ・マスボのミラー仕様が重量に微妙なばらつきを与えているため、単純なサーチは限界があると感じました。
しかし、重いパックに高レアが入りやすい傾向は引き続き存在しており、重量はあくまでも「参考情報」として活用するのが現実的です。
今後の展望とまとめ
今回の検証でホワイトフレアの重量分布はブラックボルトより広がりがあり、モンボ・マスボの影響も見えてきました。
重量サーチは目安としては十分有効である一方、単純な重さだけでの判別は厳しいというのが結論です。
今後もさらなるサンプル収集で分析を深め、調査していく予定です。
重量サーチが出来なくなるその日まで、注意喚起を続けてきたいと思います。