WordPressでブログやメディアサイトを運営していると、「せっかく記事を更新したのに、なかなかGoogleにインデックスされない…」という悩みにぶつかることってありますよね。
特にサイト立ち上げ初期や、更新頻度が高い場合は、できるだけ早くGoogleに「新しい記事があるよ!」と伝える仕組みを整えておくことが、SEOの土台作りにもつながります。
この記事では、今のWordPress環境で無駄なく・効果的に更新通知を行う方法を、なるべくシンプルにまとめて解説します!
WordPressの更新通知、今はどうなってるの?
昔はPing送信でGoogleにも通知できた
以前は、WordPressからPing送信することで、GoogleのBlog Searchに「記事が更新されたよ」とリアルタイムで伝えることができていました。たとえば、以下のようなURLですね:
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
ですが、残念ながらこのGoogle Blog Searchは2016年に終了。
現在では、Ping送信によってGoogleに直接通知することはできません。
現在の主な通知手段はこの2つ
✅ 1. XMLサイトマップによる通知(自動)
XMLサイトマップを作成してGoogleサーチコンソールに登録しておくことで、記事の公開や更新のたびにGoogleに自動通知できます。
WordPressでは「Google XML Sitemaps」などのプラグインを使えば、手間なくサイトマップの更新と通知を行えます。
✅ 2. Search Consoleからのインデックス登録リクエスト(手動)
記事を公開したら、Search Consoleの「URL検査ツール」を使って、該当URLのインデックスを手動でリクエストするのが確実です。
こちらは1記事ずつ操作が必要ですが、最も即効性が高く、確実にGoogleに認識してもらえる方法なので、重要な記事の公開時にはぜひ活用しましょう。
Ping送信は今でも有効なの?
Googleには届かないけど、国内サービスには届く
たしかに、Googleには届かなくなったPing送信ですが、国内のブログランキングサイトやPing受信サービスでは、今でも有効に機能しています。
たとえば:
- FC2ブログ
- ブログランキング
- ping.bloggers.jp
- Pingoo など
これらのサービスに通知することで、被リンクを獲得したり、アクセス導線を作る効果が期待できます。
おすすめPing送信先一覧(コピペOK)
http://rpc.pingomatic.com/
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://ping.bloggers.jp/rpc/
http://ping.fc2.com/
http://ping.blogranking.net/
http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
http://pingoo.jp/ping/
このリストを、WordPress管理画面の
設定 > 投稿設定 > 更新情報サービス に貼り付ければOK!
💡 注意:あまり多く登録しすぎるとスパムと判定される可能性もあるため、10件以内に抑えるのがベストです。
WebSub(旧 PubSubHubbub)は入れたほうがいい?
リアルタイム通知できるけど、必須ではない
「WebSub(旧名:PubSubHubbub)」というプラグインを使えば、記事を更新したときに一部のサービス(主にRSSリーダーや一部ハブ)にリアルタイム通知を送る果ことができます。
ただし、Googleへの直接通知効果は限定的ですし、重たいプラグインをなるべく減らしたい場合は、無理に入れなくても大丈夫果。
逆に、ニュース系・速報系など、更新スピードが命!というジャンルのサイト果では、検討してみる価値があります。
結局どうすればいい?最適な通知方法まとめ
初心者〜中級者向けのベストな通知セット
まずはこの組み合わせがシンプルで効果的です:
✅ Google XML Sitemaps プラグインでサイトマップを自動更新&通知果
✅ Search Console で重要記事を手動インデックス登録リクエスト果
✅ Ping送信も設定しておく(国内流入の補助)果
これだけでも、Googleにきちんと記事を認識してもらう体制が整います。
プラグインは必要最低限でOK
SEO対策だからといって、あれもこれもプラグインを入れてしまうと、サイトが重くなって逆効果になることも。
DiverのようなSEO対応済みテーマを使っている場合は、テーマ側の機能を活かしつつ、必要な機能だけをプラスしていくのが理想です。
まとめ
というわけで今回は、「WordPressで記事を更新したとき、どうやってGoogleに素早く通知すればいいのか?」というテーマで、いろんな方法をご紹介しました。
現在はGoogleがPingを受け取っていないため、インデックスを早めるためには「XMLサイトマップの自動送信」と「Search Consoleからの手動通知」が最も効果的な方法になります。
WebSubやPing送信も補助的な手段として使う価値はありますが、まずはこの2つを確実に整えることが、立ち上げ初期のSEO対策として非常に重要です。
サイトの土台が整っていれば、自然とインデックス速度やSEOの効果にも差が出てくるはずなので、ぜひこのタイミングで見直してみてください。